
紙を透して差し込むやわらかな光と幾何学模様が描く美しいシルエット、木の温もり…。香川県が誇る伝統工芸「組手障子」がつくり出す生活美は、長い歴史の中で、幾多の人々から愛されてきました。
この美意識を支えてきたのが、讃岐の建具職人たちの研ぎ澄まされた伝統の手技。木が発する声を聴き取り、磨け上げた技で、丹精込めて木の思いに応え、まさに一生ものの建具づくりをしてきたのです。そこには、木と人と暮らしへの深い愛情があふれています。
森本建具店もそんな稀代の職人工房のひとつ。「組手障子」から脈々と繋がる伝統の手技で、現代のテイストにマッチした製品を世に問い続けています。
伝統の障子をはじめ、玄関扉や室内ドアなどの建具はもちろん、照明器具や室内家具やオブジェまで、斬新なアイデアで、モノづくりの領域を拡大。伝統の継承と前衛の発信を行っています。
懐かしいのに、新しい。
クールなのに、温かい。
使う人の心に響く。
使うほどに
暮らしに馴染んでいく。
単なる工芸品を超えた、美意識にあふれた木製品を生み出し続けている森本建具店。
手づくりの木製品たちが持つ心地よい味わいを、あなたの目で、手で、実感してみてください。